歌舞伎町ぼったくり元店員、覚醒剤事件で初公判
2016年8月30日(火)

　東京・歌舞伎町の『ぼったくりキャバクラ店』。その元従業員・奥村義彦被告（37）が覚せい剤取締法違反の罪に問われた裁判が、東京地裁で開かれました。

　「あなたが確認できるんですか？警察の仕事じゃないんですね？立証できるんですね？してください、よろしく～」

　奥村被告は今年５月、客を監禁した疑いで逮捕されましたが、その捜査の際、店内にあったカバンから覚醒剤が見つかっていました。

　30日の初公判で奥村被告は使用と所持を認めた上で、「芸能人が覚醒剤で逮捕されたこともあり、興味を持った」「交際相手を悲しませてしまった」「少しでも早く更生して親孝行したい」などと述べました。

　一方、検察側は「動機に酌量の余地はなく、再犯の恐れもある」と指摘し、懲役２年を求刑しました。

　東京・新宿区歌舞伎町のキャバクラ店で、ぼったくりを繰り返していた元従業員の男が覚醒剤を所持、使用したとして警視庁に逮捕されました。

　逮捕されたのは新宿区歌舞伎町のキャバクラ店の元従業員、奥村義彦容疑者（37）で、先月、キャバクラ店の店内で覚醒剤およそ0.07グラムを所持し、都内で使用した疑いが持たれています。

　奥村容疑者は歌舞伎町でぼったくりを繰り返してきましたが、先月、高額請求され逃げ出そうとした客を監禁した疑いで逮捕された際、持っていた鞄の中から覚せい剤が見つかったということです。

　奥村容疑者は「自分で使うために所持し、使用したことに間違いない」と容疑を認めているということです。