夏休みで訪れた東京・歌舞伎町のガールズバーで支払いをめぐりトラブルとなり、男性２人に暴行したとして逮捕された福島県警の警部について、東京地検は不起訴としました。

　福島県警会津若松署の警部の男性は先月１５日、新宿区歌舞伎町のガールズバーで支払いをめぐりトラブルとなり、近くの路上で追いかけてきた男性（３０代）らの手を噛んだり、顔を殴ったりした暴行の疑いで現行犯逮捕されていました。

　東京地検は２５日付で警部の男性を不起訴処分としました。東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません。
　警部の男性は、およそ６万円の代金を支払わずに逃走したとみられ、逮捕直後の警視庁の取り調べに対し、「夏休みで歌舞伎町に来ていた。酒に酔って覚えていない」と容疑を否認していました。

新宿区・歌舞伎町のガールズバーの支払いでトラブル。福島県警の警部が暴行容疑で逮捕

　福島県警の警部が、夏休みで訪れた東京・歌舞伎町のガールズバーで支払いをめぐりトラブルとなり、男性２人に暴行したとして警視庁に逮捕されました。

　暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは、福島県警会津若松署の警部で、地域交通課長代理（４３）です。

　高橋容疑者は今月１５日、新宿区・歌舞伎町のガールズバーで支払いをめぐりトラブルとなり、近くの路上で、追いかけてきた男性（３０代）らの手を噛んだり顔を殴ったりした疑いが持たれています。高橋容疑者はおよそ６万円の代金を支払わずに逃走したとみられ、取り調べに対し、「夏休みで歌舞伎町に来ていた。酒に酔って覚えていない」と容疑を否認しています。

　福島県警は、「現職警察官が逮捕されたことは誠に遺憾」「事実関係を調査の上、厳正に対処する」とコメントしています。