人気自転車マンガ「弱虫ペダル」が実写ドラマ化 8月からBSスカパー!で放送
渡辺航さんの人気自転車マンガ「弱虫ペダル」が実写ドラマ化されることが26日、分かった。BSスカパー!(BS241、プレミアムサービス585)のオリジナル連続ドラマとして、8月から放送される。「弱虫ペダル」は、テレビアニメや舞台なども人気になっているが、実写ドラマ化されるのは初めて。
BSスカパー!ではこれまで、福本伸行さんのマンガ「アカギ~闇に降り立った天才~」などを実写ドラマ化してきたが、「弱虫ペダル」は、ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの演出を手がけた棚澤孝義さんが監督を務め、ドラマ「天才バカボン~家族の絆」や映画「日々ロック」などの吹原幸太さんが脚本を担当する。
「弱虫ペダル」は、渡辺さんが「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2008年から連載中のマンガ。フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。コミックスは44巻まで発売されており、累計発行部数は1500万部以上を誇る。テレビアニメは第1期が13年10月~14年6月、第2期が14年10月~15年3月に放送され、第3期が2017年1月にスタートする。2012年から舞台版も上演されている。
ドラマの放送を前に、BSスカパー!で7月に、ドラマのキャストのインタビューなどの特番が放送される。
【あらすじ】
千葉県立総北高校に入学した小野田坂道は、秋葉原を愛するオタク少年。高校では友達を作るために、アニメ・漫画研究部に入部をしようとする。しかし、同級生の今泉や鳴子と出会い、自転車で走ることに楽しさを見いだした坂道は自転車競技部へと入部する。自転車競技については素人の坂道は、今泉や鳴子と一緒に走った経験、1年生ウェルカムレース、4日で1000Kmを走る耐久合宿を乗り越えながら、クライマーとしての素質を一気に開花させていく。
そんな成長を遂げる坂道の加入によって、キャプテン・金城を中心とした総北高校自転車競技部もまた大きく変化していく。果たして誰がインターハイメンバーに選ばれるのか。ついにことしのインターハイの出場メンバーが発表される。