米大統領が来日=27日に広島訪問―戦争犠牲者を追悼
オバマ米大統領は25日夜、中部国際空港(愛知県)着の大統領専用機で来日した。
26、27両日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に出席後、被爆地・広島を現職米大統領として初めて訪問する。自身が提唱してきた「核兵器なき世界」への取り組みの重要性を訴えるとともに、第2次世界大戦の全ての犠牲者を追悼する。
オバマ大統領の来日は2014年4月の国賓訪問以来、4回目。今回が任期最後になる見通しで、サミット出席も最後となる。
大統領は25日の到着後、サミット会場のホテルで安倍晋三首相と会談し、米軍属による女性死体遺棄事件への米側の対応を説明した。26日からの会議の進め方や27日の広島訪問についても擦り合わせた。
日本、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの先進7か国(G7)の首脳らが参加する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)は26日、三重県で開幕する。
安倍首相は26日夜、来日したオバマ米大統領と同県志摩市のホテルで会談した。オバマ氏は会談後の共同記者会見で、米軍属の男が沖縄県うるま市の女性の遺体を遺棄した疑いで逮捕された事件について「心の底からのお悔やみの気持ちと、深い遺憾の意」を表明し、再発防止を徹底する考えを表明した。首相は会談でオバマ氏に強く抗議し、在日米軍の綱紀粛正を厳しく求めた。
日米首脳会談は約1時間行われた。まず少人数会合で遺体の遺棄事件について協議し、その後に全体会合でオバマ氏の広島訪問や世界経済などについて意見をかわした。
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【最終更新日】 2016年5月26日(木)
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