18歳未満の女性に現金を渡してみだらな行為をしたとして、愛知県警安城署は16日、名古屋市名東区上社、県立愛知総合工科高校の教諭、田中太朗容疑者（26）を児童買春・ポルノ禁止法違反（児童買春）の疑いで逮捕した。「身に覚えがない」と容疑を否認している。

　逮捕容疑は1月26日夕方以降、高校3年生だった愛知県安城市内の女性（17）が18歳未満であることを知りながら、同市内の公園駐車場に止めた自分の車の中で現金2万円を渡し、みだらな行為をしたとしている。

　同署によると、田中容疑者は1月下旬、出会い系アプリで女性と知り合い、交際を求めて交信後、1月26日夕に同市内の名鉄新安城駅前で会ったという。

　田中容疑者が勤務する高校によると、物理を教え、日常勤務はまじめで生徒から慕われていたという。