東京・上野のビルで違法パチスロ店を経営していたとして、店長の男らが逮捕された。

　常習賭博の疑いで逮捕されたのは違法パチスロ店「MARVEL」の店長・鈴木敏行容疑者（48）と従業員の男ら計4人。警視庁によると鈴木容疑者らは22日、台東区上野のビルの一室でギャンブル性の高いパチスロ機44台を設置し、客に賭博をさせた疑いが持たれている。客の男女4人も現行犯逮捕された。

　店は摘発を逃れるため、入り口を二重扉にして監視モニターを設置し、客の顔を確認して入店させていた。

　調べに対し鈴木容疑者らは「違法な店で働いているのはわかっていたが、金に困っていた」などと容疑を認めているという。