格闘技の聖地、後楽園ホールが一時閉館 8月1日から40日間の休業
後楽園ホール(東京・文京区後楽)が8月1日から一時閉館することが1日、分かった。館内工事のため8月1日から9月9日までの40日間の長期にわたるもので、運営する東京ドームによると過去20年では最長の休館になるという。
“格闘技の聖地”と呼ばれる後楽園ホールは、1962年に開業し、こけら落としは、同年4月16日の報知ダイナミックグローブ(高山一夫がオスカー・レイスに判定勝ち)。ボクシング、プロレスなど格闘技の興行が行われ、世界ヘビー級王者のムハマド・アリやマイク・タイソンも公開練習で使用した。1995年12月19日には、竹原慎二が、日本人初の世界ミドル級王座(WBA)を奪取。1976年12月3日には金網デスマッチによるIWA世界ヘビー級選手権(ラッシャー木村VSジプシー・ジョー)も。
過去の改修による休館は、2002年8月6日から8月26日まで21日間にわたって照明などのリニューアルを行った記録があるが、今回の工事は「耐震強化を含めた設備のリニューアルを実施し、施設価値のポテンシャルを高める」というもの。東京ドームでは「過去20年では最長。開業以来かどうかは資料がないため不明」としている。
併設の展示会場と後楽園ホール事務所での前売券の販売は工事期間中も営業するという。7月は1日から31日まで、ボクシング13興行、プロレス19興行、キックボクシング、プロダンス競技会、日本テレビ系「笑点」収録、昼夜興行などスケジュールがすべて埋まっている。
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