近日、任天堂「ポケモンGO」日本上陸へ マクドナルドと組む
米国などで大ブームを巻き起こしているスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」の日本での配信が近く始まる。日本マクドナルドの店舗ではユーザーがアイテムを獲得できるサービスを提供する。日本での同ゲームの配信開始にあわせ、週内にも発表される可能性がある。
ポケモンGOは米ゲームベンチャーのナイアンティックと任天堂、ゲーム企画会社のポケモンが共同で開発。スマホの全地球測位システム(GPS)の位置情報を使い、街中に出没するモンスターを捕まえたり、戦わせたりして遊ぶ。今月6日に米国、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国で配信を開始した。現在は欧州やカナダなど30カ国以上で提供しているが、日本ではまだ配信が始まっていない。
日本マクドナルドの店舗ではゲーム内で使えるアイテムをもらえたり、他の人と対戦したりできるようにする。こうしたサービスを現実の店舗でポケモンGOのユーザー向けに提供するのは世界で初めてとみられる。日本マクドナルドにとっても客数が増える効果が見込める。
ポケモンGOは米国でスマホゲームの利用者数ランキングで歴代首位に浮上。米調査会社によると米国での1日あたりの利用者数が2000万人を超えるなど社会現象になっている。日本でも早期配信を望む声が高まっており、既にスマホのアプリストアでは日本向けに情報をまとめる多くのアプリが登場している。
地球上すべてが舞台!
本作はスマホの位置情報を利用して、現実世界でポケモン探しの旅が楽しめるのが特徴。起動中にポケモンが自分の近くに現れるとスマホが振動してお知らせ。スマホを周囲に向けてポケモンを見つけたら、画面上のポケモンボールをスワイプして投げることでポケモンを捕まえらえる。
▲フィールド画面とポケモン遭遇時の画面。遭遇すると、画面を通して実際の風景上にポケモンが出現。シリーズ本編では、遭遇後にバトルを経てポケモンを捕まえていたが、本作ではすぐポケモンボールを投げるシーンに。ボールの投げかたやかかった時間によってはポケモンに逃げられることも?