リオ五輪 内村航平が鉄棒で落下「落下するところじゃない箇所」
日本は鉄棒で内村航平が鉄棒で落下するなどミスが相次ぎ、思うように得点が伸ばせなかった。内村が失敗したのは「落下するところじゃない箇所」という屈伸のコバチだった。
屈伸コバチは、バーを飛び越えながら後方に2回転する「コバチ」を、体を抱え込まずに屈伸で行うE難度の大技ではあるが、内村にとっては最も難しい技というわけではない。コバチに1回ひねりを加える「コールマン」(F難度、屈伸コバチの1段階上)やコールマンを伸身で行う「カッシーナ」(G難度、屈伸コバチからは2段階上)も演技構成に入れているだけに、内村自身も納得がいかない様子だった。
日本や通常の世界大会と異なる点があったとすれば、開催国のブラジルと同じ班で演技をしたことがあるだろう。内村が落下する直前、ブラジルの選手へ向けたものと思われる大歓声がわき上がった。こうした現象は何度も予選の最中に起こっていた。
得意の平行棒、鉄棒でミスをしてしまった田中佑典は「オリンピック感はさほど感じなかったですけど…」と感想を語った後で、「歓声が大きいなと感じました」と声援が印象的だったと振り返った。
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【最終更新日】 2016年8月7日(日)
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