夏目三久アナ妊娠報道の裏で芸能界のドンが指令?有吉追放命令?
事態は不穏な空気が漂ってきた。日刊スポーツが先週報じた「有吉と夏目の熱愛・妊娠」情報をめぐり1日、新たな展開が生じた。フリーアナの夏目三久(32)がスポーツニッポンの1面に登場し、記事内容を全面的に否定したのだ。一連の騒動でカギを握るのが夏目の所属事務所「田辺エージェンシー」。田邊昭知社長(77)は、秘蔵っ子の夏目を騒動の当事者にした格好の人気タレント有吉弘行(42)にも“怒り心頭”で、有吉が干されるよう動きかねない剣幕だという。
日刊スポーツが先月24日、「夏目三久妊娠 有吉の子供 結婚は未定」と報じたことが騒動の発火点となった。1面スクープ扱いの報道にもかかわらず、夏目、有吉の所属事務所ともに同日の夜まで沈黙するばかり。午後10時すぎになってようやく事実無根とする否定のコメントを出したが、あまりの対応の遅さが逆に疑いを招く事態となった。
その後も週刊誌各誌で報道が過熱する中、ついに当事者の夏目がスポニチのインタビューで「記事に書かれているような事実は本当にありません」と完全否定した。
「一連の報道には業界で大きな力を持つ田邊社長が激怒。新聞や週刊誌、インターネットでこれだけ盛り上がっているにもかかわらず、テレビ各局がこのネタに一切触れないのは、田邊社長から“指令”が出たからです。夏目がスポニチで全面否定したのも、田邊社長の意向でしょう」とテレビ局関係者は明かす。
だが、いくら夏目が自身の口で否定しようと、その言葉を額面通りに受け取る業界人は少数派と言えるだろう。
「妊娠については当人同士しか分からないから何とも言えないが、2人が男女の仲であったことは間違いない。今もその関係は続いており、将来的に結婚するという話もある」と芸能プロ関係者。
夏目は日本テレビのアナウンサーだった2009年、コンドームを持った写真が写真週刊誌に掲載されたことで干されてしまい、11年に退社に追い込まれた。このまま表舞台から消えるかと思われたが、そこに助け舟を出したのが田邊社長だった。テレビ各局に必死に売り込んだ結果、多くのレギュラー番組を抱える人気フリーアナとなった。
今の夏目の活躍があるのは、間違いなく田邊社長の力なのは誰が見ても明らかだ。
「夏目は田邊社長が手塩にかけて育て、ブレークさせた。このため田邊社長は、第一報を報じた日刊スポーツのみならず、寵愛していた秘蔵っ子を“奪った”有吉にも激怒しています」と前出関係者は続ける。
この状況に、テレビ各局関係者が心配しているのが「有吉を干してしまえ!」という指令が出るのでは?ということだ。
すでに「民放各局の責任者に対して今後、新番組に有吉を起用するな」といった“追放指令”が出たとの情報もある。
「夏目と有吉の熱愛・妊娠報道をテレビでは一切、取り扱わせなかったことからも分かるように、田邊社長はテレビ局に対して強大な力を持っている。いまだに怒りが収まらぬ様子で、すぐにでも『有吉を使うな!』とテレビ局に言いだしかねない状況。制作現場はビクビクしていますよ」と制作会社幹部はため息だ。
とはいえ有吉は、テレビ、ラジオなど10本以上のレギュラー番組を抱える、今をときめく超売れっ子芸人だ。秋の番組改編では、火曜午後11時から30分間の放送だったレギュラー番組「有吉弘行のダレトク!?」(フジテレビ系)が、10月以降は火曜午後10時からの1時間番組に“昇格”することが本紙の取材で分かった。有吉のテレビでの人気は全く衰える気配はない。
前出の幹部は「こんな状況だから、今の民放各局は有吉なしでの番組編成は難しい。でも田邊社長が『干せ!』と言いだしたら、局としては無視するわけにはいかない。今は何とか、田邊社長の怒りが収まってくれることを祈るばかりです…」と話す。