中国、閉鎖したエアチャイナの平壌運航を来月再開
中国国際航空(エアチャイナ)が暫定中断した北京-平壌(ピョンヤン)路線の運航を5月5日から再開すると、日本の共同通信が24日報じた。中国国際航空は17日、北京-平壌路線を暫定中断したた。路線の中断が伝えられたのは故金日成(キム・イルソン)主席の105回目の生誕日(4月15日)を控えた14日だった。
中国国際航空は北朝鮮の高麗航空を除いて北朝鮮に就航している唯一の海外航空会社。毎週、月・水・金曜に北京-平壌を往復していた。当時、路線中断の理由に乗客不足を挙げたが、北京外交関係者の間では北朝鮮に対する中国の先制的制裁措置という見方が多かった。北朝鮮が金日成主席の生誕日、いわゆる太陽節(15日)、または人民軍創建日(4月25日)を迎えて6回目の核実験を強行するのを防ぐため、中国が強力な警告をしたということだ。
特に6-7日(現地時間)のトランプ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談と4日後の電話会談を通じて両国が前例なく北朝鮮の核問題で連携する状況だったため、このように解釈された。
共同通信によると、中国国際航空は路線再開の理由を明らかにしなかった。ただ、いわゆる「4月危機説」のクライマックスから10日ほど過ぎた後の5月5日に再開する予定であるため、中国が北朝鮮に対する圧力の強度を緩めたと解釈するのはまだ早いようだ。
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【最終更新日】 2017年4月25日(火)
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