4月から食品の値上げが相次ぐ中、家計への影響は?

4月から乳製品や冷凍食品など食品の値上げが相次ぐ。年金支給額はわずかに増えるが、2019年春闘では企業の賃上げ率が前年水準を割り込むケースが相次いでおり、生活の厳しさを改めて実感する春となりそうだ。
明治、森永乳業、雪印メグミルクは牛乳やヨーグルトの価格を引き上げる。飼料価格高を背景に酪農家から買い取る生乳価格が上がるためだ。明治の定番商品「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」(400グラム入り)の希望小売価格は280円と10円高くなる。
塩も値上がりする。塩事業センター(東京)は家庭用食塩など10品目の価格を6~25%引き上げる。「食塩1キログラム」は18円高の134円となる。
東洋水産は小麦粉価格などの上昇を受け、約11年ぶりに大規模な値上げを実施。家庭用の冷凍食品、生麺など計約200品目を2~9%引き上げる。日本水産は需要が伸びているサバの缶詰11品を7~10%上げる。
三井住友銀行は、現金自動預払機(ATM)で他行のキャッシュカードを使い他行宛てに振り込む際の手数料を108円値上げ。振込額3万円未満で324円に上がる。
一方、原油安から航空券は値下がりする。日本航空と全日本空輸が国際線の旅客運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を4月1日発券分から大幅に下げる。ハワイなら片道1万1000円から4000円に下がり、海外旅行好きには朗報だ。
税制面では10月以降に引き渡される住宅の消費税率が10%に上昇。自動車取得税のエコカー減税も軽減幅が縮小される。
大企業に「月100時間未満」といった残業上限規制が罰則付きで適用されるなど、昨年成立した働き方改革関連法の多くが施行される。ゆうちょ銀行の預入限度額も引き上げられ、2600万円に倍増する。
年金額も変わる。公的年金の支給額が4年ぶりに0.1%引き上げられ、国民年金の場合は満額で受け取る人が月6万5008円(67円増)となる。
子育て支援に向け、国民年金保険料に関する新たな軽減措置も始まる。国民年金に加入する女性は産前産後(原則4カ月間)の保険料の支払いが免除され、この期間は納付したと見なされる。国民年金保険料は月額1万6410円となり、70円上がる。
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