W(ダブルユー)が、13年ぶりに復活! 加護亜依は感極まり涙 辻希美も涙ぐむ
元モーニング娘。の辻希美(31)、加護亜依(31)が30日、千葉・幕張メッセ国際展示場1ホールで行われた『Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019』の初日公演に出演。2006年1月のハロコン以来、13年ぶりに辻と加護による2人組ユニット「W(ダブルユー)」が復活し、感極まった加護は涙、辻もうれしさに涙ぐんだ。
約5000人を動員した公演は、オープニングアクトを経てライブ冒頭から「W(ダブルユー)」組からスタート。「ロボキッス」の披露から、息のあった「ダブルユーです!」という紹介コールに会場が一気に湧き上がった。直後にMCとして登場した、アンジュルムでハロー!プロジェクト リーダー・和田彩花(24)も、興奮した様子でダブルユーのステージを讃えた。
ハロー!プロジェクト全アイドルグループが出演する同公演では、ハロプロ研修生ら若手から順番にステージが進んでいく。コミカルな小芝居を交えながら「眼鏡の男の子」でグループ色を見せてきたBEYOOOOONDS。切ない春曲「ふわり、恋時計」からバラエティーに富んだ3曲で魅せたつばきファクトリー。カントリー・ガールズは4人体制になってから初のステージになったが「ひなフェスコールをしないといけませんよね?!」というフリで会場をコールで一つにまとめあげ、「浮気なハニーパイ」までキュートなポップナンバーでまとめあげた。
後半戦の頭では辻・加護の2人が再登場し会場が驚きと喝采に包まれた。今度はアンジュルムの上國料萌衣(19)と船木結(16)も加わり、4人でミニモニの曲「ミニモニ。ひなまつり!」「ラッキーチャチャチャ!」を披露。共演した2人のうち、船木は身長147センチとミニモニにふさわしい高さ。辻も「ミニモニを受け継いでいってくれたらうれしい」と思いを伝えた。
そして、辻・加護のこの日最後の共演曲となったのは2人にとっても当時のファンにとっても思い入れ深い「I WISH」。モーニング娘。’19 メンバーもステージに加わり、約5000人の声援とペンライトの光に包まれながら人生賛歌ともいえる楽曲を歌い上げたラストには、加護が歌いながら感極まり涙。それをフォローする辻も笑顔ながらうれしさに涙ぐんだ。
その後、「まだまだ終わりませんよ!」とアナウンスをかける和田に会場からは期待のどよめきが。直後に、約3年3ヶ月ぶりとなる OG・鞘師里保(20)がオンステージ。赤いペンライトの光と黄色い歓声を浴びつつモーニング娘。’19 の 9 期~11期メンバーとともに「Only you」「One・Two・Three」を立て続けに披露し、当時のストイックさを彷彿とさせる姿で会場の視線を一身に集めた。
続けて登場したのは道重さゆみ(29)。譜久村聖(22)とのデュエット曲「哀愁ロマンティック」を演じる姿は圧倒的な可愛さで“道重ワールド”全開。会場もピンク色の光に酔いしれていると、たたみ掛けるように次曲では新垣里沙がステージに登場。こちらはモーニング娘。’19 の 12 期~14期メンバーとともに「気まぐれプリンセス」で会場をまとめ上げ、コールの応酬で大盛り上がりへと導く。
MCで新垣、道重、鞘師がステージに集合してからも熱狂は止まず。会場のペンライトに感動しつつ「久しぶりで手が震えてます」と思いを語る鞘師と「ずっとりほりほ不足だったのがやっと解消できました!」と夢中で鞘師に抱きつきにいく道重と、それを「はいはい」と安定感抜群に仕切っていく新垣。ここでモーニング娘。’19 も合流しての「Fantasy が始まる」で会場の熱量も最高潮になった。
全35曲にわたったライブに、和田はハロプロを代表して「タイトルにふさわしい心にずっとずっと残る公演になったと思うし、皆さんにも伝わっていたら嬉しいなと思います。」とコメント。ラストは現役メンバー全員でハロプロ・オールスターズ曲「YEAH YEAH YEAH」を歌い、大団円のうちに『Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム』公演は締めくくられた。
『Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019』は、あす31 日も幕張メッセ 国際展示場1ホールにて開催される。昼公演は『アンジュルム プレミアム』、夜公演は『モーニング娘。’19 プレミアム』と題した公演内容で上演予定している。