人気アイドルグループ・ＫＡＴ－ＴＵＮの元メンバー、田口淳之介容疑者と元女優の小嶺麗奈容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件で、押収された大麻は数十回分の使用量だったことが新たにわかりました。

　田口淳之介容疑者（３３）と小嶺麗奈容疑者（３８）は２２日、同居していた東京・世田谷区のマンションで、乾燥大麻数グラムを所持していた疑いで、厚生労働省麻薬取締部に現行犯逮捕されました。田口容疑者は「大麻は２人の物です」などと容疑を認める供述をしているということですが、その後の捜査関係者への取材で、押収された大麻は数十回分の使用量に及ぶことが新たにわかりました。また、田口容疑者らはこの大麻を使っていたことも認めているということです。

　押収された大麻を砕くための「グラインダー」という器具には、大麻とみられる植物片が付着していたことも新たにわかり、麻薬取締部は常習的に大麻を使っていた疑いがあるとみて、田口容疑者らの尿の鑑定を行うなどして、捜査を進める方針です。