児童ポルノ-公開容疑でアプリ会社社長ら7人逮捕
スマートフォンの画像共有アプリ「写真箱」で児童ポルノを閲覧させたとして、神奈川県警は8日、東京都千代田区の画像共有アプリ運営会社「AIRCAST」社長、大野光明容疑者(55)=東京都大田区=とサーバー管理者ら元従業員の男6人の計7人を児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)とわいせつ電磁的記録記録媒体公然陳列の容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2015年10月、福島県の少年(14)=同法違反容疑で書類送検=ら2人が「写真箱」に投稿した児童ポルノを不特定多数に閲覧させたとしている。大野容疑者は「パスワードがあるから公然陳列ではない」と容疑を否認しているという。
県警によると、同社が運営する画像共有アプリは、投稿者が設定する「合言葉」と呼ばれるパスワードを入力し写真や動画を閲覧、ダウンロードする。一定期間後に有料となりアプリ運営者に利用料が入る仕組みで、同社は13年11月~15年10月に約2億8300万円を売り上げたという。
県警は8日、利用料の振込先口座を同社に譲渡した同社役員の指定暴力団住吉会系組幹部、小林功容疑者(56)=東京都練馬区=を犯罪収益移転防止法違反容疑で逮捕した。譲渡の報酬として売り上げの1%を得ていたといい、県警は暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて調べる。
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【最終更新日】 2016年2月9日(火)
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