JAL「説明なく、いきなり見舞金」乗客憤り 臨時便、福岡到着
北海道・新千歳空港で23日に起きた日航機のエンジン発煙事故で、足止めされていた乗客を乗せた日航の臨時便が24日午前、福岡空港に到着した。予期せぬトラブルに遭遇した乗客たちは一様に疲れた表情を浮かべ、当時の状況を生々しく証言した。
「急に機内に煙が入ってきて、恐ろしかった」。福岡県志免町の女性(62)はこう振り返った。シューターで緊急脱出した後は大雪が降る中、外で20分以上待たされたといい「寒さで疲れました」。
福岡市内の友人宅に訪れる予定だった香川県高松市の男性(66)は「火が見えたのと同時に、機内に煙が入ってきたのでびっくりした。離陸していなかったので、ほかの乗客も慌てることなく落ち着いていた。ようやく友人に会えます」と話した。
一方、友人とスキー旅行を楽しんだ帰りの福岡県宗像市の会社員男性(45)は「隣にいた女子大学生は非常に怖がって、パニックになっていた。ろくな説明もなく、会議室で2時間以上も待たされ、いきなり見舞金を渡してきた。結局は金で解決なのか」と日航側の対応に憤っていた。
事故は23日午後3時ごろに発生。雪のため離陸を見合わせて誘導路にいた日航3512便ボーイング737-800型の右エンジンから発煙し、乗客乗員計165人が緊急脱出。この際に乗客3人が体を打つなど軽傷を負った。
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【最終更新日】 2016年2月24日(水)
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