レンタルルームでぼったくり相次ぐ 歌舞伎町で客引きに注意を
新宿・歌舞伎町の客引きから「女性の性的サービスを受けられる」と誘われ、レンタルルームでキャンセル料などを取られる被害が相次いでいる。警視庁によると、歌舞伎町ではレンタルルームを悪用したぼったくりの被害相談が1~9月、450件寄せられ、総額は2,500万円に上る。
警視庁は13日、キャンセル料を脅し取ったとして、恐喝容疑で無職佐々木美穂容疑者(27)=新宿区西新宿8=を逮捕したと発表した。逮捕容疑では、9月27日午前2時すぎ、歌舞伎町2のレンタルルーム「ラブリースポット24」で「金を払わずに生きて帰れると思うなよ」などと、客の男性会社員から5万5,000円を脅し取ったとされる。
同じレンタルルームを使って同様の手口で恐喝したとして、無職下谷内(しもやうち)雪江容疑者(30)=中野区東中野1=も先月末に逮捕。容疑を否認しているが、客引きの男(23)は容疑を認め、売春防止法違反(周旋目的勧誘)で罰金の略式命令を受けた。このレンタルルームでは同様の被害相談が110件(被害総額600万円)あった。
保安課によると、二つの事件の被害者は路上の客引きにタブレットで女性の容姿を見せられ、それぞれ約3万円を支払った後、レンタルルームに入室。しかし、来室したのは客引きに伝えた女性とは別人の佐々木、下谷内両容疑者だったという。
歌舞伎町商店街振興組合は「客引きを使っている店は、すべてぼったくり。知らない店に入る場合や深夜0時以降の飲み歩きは特に注意を」と呼び掛けている。
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【最終更新日】 2016年5月23日(月)
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