SSDの値下がり止まらず 240GBで6000円台半ばに
BUY MORE秋葉原本店の週末特価で目立っていたのは、240~256GBのSSDだ。LITEONの240GBモデル「PH3-CE240」とApacerの240GBモデル「AP240GAST680S-JP」が台数限定で税込み6580円となるほか、型番非公開の“当社指定250GBモデル”も税込み6480円で売り出す。他にもPlextorのM6 PROシリーズの256GBモデル「PX-256M6Pro」を税込み9980円とするなど、選択肢が多い。
同店は「大容量SSDはずっと下がり続けていますから。(5000円前後がザラにある)120Gバイト級と比べても値段差がほとんどないので、やはり注目は240Gバイト級になっちゃいますよね」とあきれ顔だ。
他にも240GB級のSSDを6000円台で販売しているショップは複数ある。パソコンハウス東映の場合、パトリオットのBLASTシリーズに属する240GBモデル「PBT240GS25SSDR」は税込み6450円だ。同店は「フラッシュ系全般が安くなっているという流れもありますが、特にSSDは安価に突っ走るTLCと高耐久イメージのあるMLCタイプがちょうど混在している状態で、それぞれが盛り上がっているのもあるんですよ」と話していた。
SSDの価格が底を打つという予想やウワサは、まだいまのところ聞かない。
次世代の発表で逆に注目が集まるGeForce GTX 970/980/980 Tiカード
既報の通り、NVIDIAは次世代ハイエンドGPU「GeForce GTX 1080」を発表した。5月末からの販売が予定されており、現行のハイエンド級の在庫にも注目が集まっている。
TSUKUMO eX.は「次世代はまだ情報が錯綜(さくそう)している部分があるので何とも言えませんが、現行ハイエンドはすでに底値になっているので狙い目なのは確かですね。5月の大型連休が好調だったこともあって、あまり在庫がダブついていませんが、いまのうちならメジャーメーカーのGTX 970/980/980 Tiカードが選べると思います」と語る。
実際、現行世代の大規模な放出セールは見かけない。型番指定でピンポイントの特価品がみつかるくらいだ。例えば、パソコンSHOPアークでは、玄人志向のGeForce GTX 980 Ti搭載カード「CF-GTX980TI-E6GB/HOF」が税込み6万9980円、同GTX 980カード「GF-GTX980-E4GB/SOC」が税込み4万9980円の特価となっていた。
底値でかつ、ドライバが安定したハイエンドグラフィックスカードを探しているなら、在庫一掃される前にこうした掘り出し物を入手するのが得策かもしれない。