ハーレーの次世代ダートトラックレーサー XG750R がレースデビュー
ハーレーダビッドソンが水冷SOHC4バルブエンジンを搭載する新型フラットトラックレーサー『XG750R』を新開発し、5月29日(現地)、同社のファクトリーチームがイリノイ州でおこなわれたAMA PRO FLAT TRACK スプリングフィールドマイルにてレースデビューさせた。
ハーレーのダートトラックレーサーと言えば、1970年代初めから40年以上にも渡って熟成と進化を繰り返してきた『XR750』が金字塔を打ち建ててきたが、XG750Rでは水冷60度Vツインエンジンを搭載する同社の公道向け市販車『STREET750』をベースにしている。
ハーレーダビッドソンのレーシング責任者であるクリス・スクーノヴァー氏は「次世代のハーレーダビッドソンを開発する時が来た」とコメント。インターネットで画像や動画が公開されるとファンらの注目を一気に集めた。
その新しいマシンでレースを走ったのは、デイヴィス・フィッシャー選手。カワサキ Ninja EX650のブライアン・スミスが優勝し、ブラッド・ベーカー選手らのハーレー XR750勢が激しいトップ争いを演じたが、注目のフィッシャー選手は8位にとどまった。高いポテンシャルを秘めているのは確かなようだが、実戦で即勝利というわけにはいかなかった模様だ。
なお、XG750Rは競技専用車で、現段階では市販化の予定はない。
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【最終更新日】 2016年6月1日(水)
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