神戸製鋼関連子会社がステンレス鋼線の強度の試験値改ざん
神戸製鋼所は9日、関連会社「神鋼鋼線工業」(兵庫県尼崎市)の100%子会社「神鋼鋼線ステンレス」(大阪府泉佐野市)が製造しているばね用ステンレス鋼線の一部について、強度の試験値が書き換えられていたと発表した。
神戸製鋼などによると、書き換えが確認されたのは、平成19年4月~今年5月に出荷されたばね用ステンレス鋼線55.6トン。日本工業規格(JIS)を満たしていないのに、試験値を改竄(かいざん)してJIS表示した製品として出荷していたという。
用途は、家電・家庭用品向け74% ▽給湯器などのガス設備向け12% ▽自動車向け6% ▽未判明8%。
神戸製鋼は「関係者にご迷惑をかけ、深くおわびする。一般的なばねの設計余裕度を考えると、市場折損リスクは極めて低いと想定しているが、引き続き調査や確認を進める」としている。
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【最終更新日】 2016年6月10日(金)
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