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川重 旅客機のエンジン修理、分解点検事業参入

 川崎重工業(神戸市中央区)は6日、旅客機のエンジンを修理、分解点検する「MRO事業」を2021年にも始める方針を明らかにした。エンジンの試験運転設備や、分解して修理するための建屋などに100億円以上を投じる。同社明石工場(明石市)内に新設する方針だが、近隣に用地を求める可能性もある。

 一定の飛行時間を超えたエンジンを航空会社から預かり、分解して点検、補修、洗浄し、組み立て直す。1台当たりの作業時間は約2カ月、年間最大20台の受け入れを見込む。

 部品数は数万個に上り、広い作業スペースが必要になる。同工場内の試験運転設備は別のエンジン製造用に使うため、数十億円かけて増設する。川重は4月に発表した18年度までの中期経営計画で、MRO事業への参入を表明していた。

 対象は、欧州航空機大手エアバスの小型機「320neo」に搭載されるエンジン「PW1100G-JM」。米プラット・アンド・ホイットニーなどと共同開発し、川重は約6%の参画シェアを持つ。昨年春から主要部品を量産しており、2021年にも整備の需要が出始めるとみている。

 川重は戦後、米空軍機エンジンのオーバーホール事業を経てエンジン製造に参入した。現在も自衛隊機用エンジンの整備、点検は手掛けるが、旅客機向けは初めて。

 ことし4月にはMRO事業の準備室を設けた。担当者8人は全員が他部署との兼務。専従者を徐々に増やしながら国際認証の取得などに当たる。

 川重は「航空機用エンジンの製造で培った技術力をベースに、修理技術も向上させて信頼を築き上げたい」としている。

 【MRO】メンテナンス(整備)、リペア(修理)、オーバーホール(分解点検)の略。部品の製造と違って、点検の需要は繰り返し発生するため安定的な収益が見込める。航空機ビジネスでは成長が期待できる分野とされる。

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【最終更新日】  2016年7月7日(木)

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