後部座席のシートベルト警報音 国交省、設置義務化の方針
自動車事故の死者を減らすため、シートベルトをしないで走行すると警報音が鳴る装置の設置を後部座席にも義務化する方針を、国交省が固めた。早ければ、2017年春にも保安基準が改定される見通し。
後部座席にも設置が義務化されるのは、「シートベルト・リマインダー」と呼ばれる装置で、シートベルトをつけないで車が走ると、警報音が、鳴り続ける仕組みになっている。
現在の道路運送車両法の保安基準では、乗用車は運転席のみ、この装置の設置が義務付けられているが、後部座席で、ベルトをつけずに事故で死亡するケースが多いため、国交省は、全座席での設置を義務化する方針を固めた。
早ければ、2017年春にも保安基準を改定し、一定期間のあとに製造された車から、装置の設置が義務化される見通し。
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【最終更新日】 2016年7月13日(水)
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