東京・原宿駅前のGAP旗艦店が閉店へ。
ファストファッションの人気ブランドが撤退へ。
今、原宿で何が起きているのか。
アメリカ発祥の大手ファッションブランド「GAP」。
日本でも長く親しまれている、ファストファッションの先駆け。
ファッションの聖地、東京・原宿の駅前という一等地に旗艦店がオープンしたのは、2009年11月。当時は客が殺到し、店内は大混雑となったが、ゴールデンウイーク明けの5月7日をもって閉店することが決定。およそ9年半の歴史に幕を下ろすことになった。
街の人は
「『GAP前に集合ね』みたいに(使ってた)」、「寂しい感じはありますね」
なぜシンボルでもある大型店舗を閉めることになったのか。
若い世代からは、このような声も。
10代「原宿に来てまで別にGAPに入る必要ないかな」
20代「わざわざここ(原宿)じゃなくてもいい」、「普通に大型ショッピングセンターとかにある」
GAP広報によると、閉店の理由は売り上げの減少ではなく、時代の変化に合わせたブランド戦略の一環。
これまでかかっていた人件費や賃料などのコストを、別の分野に投資する狙いがあるという。
その1つが、低迷が続くアパレル業界にあって目覚ましい伸びを見せている「EC」、いわゆるネット通販。この分野での市場規模を見ると、2007年にはおよそ5000億円だったが、2019年には2兆円近くまで拡大するとの予測も出ている。
20代「全部ネットで(服は買う)」「インスタグラムで『この服かわいい』ってなったら、タグ見て、ブランド見て、そこのブランドで買う」
GAPは今後、EC分野などへの投資を進め、サービスの向上に役立てるとしている。
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