ぼったくり通報、10倍に急増=歌舞伎町1~4月、前年比―区、商店街がパトロール
東京都新宿区歌舞伎町で、ぼったくり被害を訴える110番が今年1~4月に計1052件に上り、前年同期比の約10倍に急増したことが25日、警視庁新宿署のまとめで分かった。
区や5年後の東京五輪に向けて盛り場対策を進めている警視庁は地元商店街などと連携し、ぼったくり被害に遭わないよう注意を呼び掛けている。
新宿署によると、歌舞伎町のぼったくり被害の110番は、昨年1~4月は計106件だった。同9月ごろから急増し始め、11月だけで100件を突破。今年4月は約340件を記録した。
「安く飲める」と客を誤認させて呼び込み、高額な料金を請求するのが手口。「全部こみこみで4000円」と安い料金で誘われ、入店後に追加料金として266万円を請求されたケースもあった。
区はボーナス時期を狙った客引きで、被害がさらに多発する恐れがあるとして、今月24日~7月1日を「客引き対策強化週間」とした。24日は午後8時から、区職員と地元商店街のボランティアら約30人が「客引き違法」と書かれたゼッケンを身に着け、歌舞伎町を巡回。「ぼったくり被害多発」「二次会の落とし穴」などと注意を呼び掛けるビラを配布した。
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【最終更新日】 2016年5月21日(土)
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