40歳以上が支払う介護保険料、過去最高に 厚労省が推計
現役世代の40~64歳が支払う2016年度の介護保険料は、1人当たり平均で月5,352円になる見通しとなった。前年度より175円増え、過去最高になる。本人負担は、原則としてこの半額。厚生労働省が推計した。
介護保険は利用者が原則1割を負担し、残りは税金と40歳以上が支払う保険料で半額ずつ賄う。40~64歳の保険料は人口構成を踏まえて毎年度見直され、いまは全体の28%分になる。16年度の40~64歳は4,240万人で、保険料総額は2兆7千億円となる見込み。
この年代の保険料は介護保険制度が始まった00年度に月2,629円だったが、高齢化で利用者が増えて膨らむ傾向にある。15年度は介護サービスの公定価格となる「介護報酬」が2.27%引き下げられたことを受けて9年ぶりに減額となったが、再び増額に転じた。
More from my site
【最終更新日】 2016年2月24日(水)
2016 最新水着コレクション