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かんぽ生命、マイナス金利で保険料見直し 8月契約から値上げ1割超か

 かんぽ生命保険が、終身保険や養老保険など全保険商品の保険料を8月から改定し、契約者に約束する利回り「予定利率」を1.5%から1.0%に引き下げることが30日わかった。貯蓄性の高い日銀のマイナス金利政策などにより、国債の低金利で運用環境が厳しくなっていることに対応する。保険料の改定は平成13年以来15年ぶり。1日に発表する。

 貯蓄性の高い終身、養老保険について、若い世代は保険料を1割超値上げし、高齢者の保険料は値下げする。7月までの既存の保険契約については保険料も予定利率も据え置く。値上げにより収益の改善効果が見込めるという。

 大手生保では、第一生命保険が3月から、日本生命保険が4月から、それぞれ保険料を値上げした。かんぽ生命も収益環境の悪化に対応するため、大手生保に追随することを決めた。


■ 保険契約について
保険の契約については、必ず担当者にご商談ください。ただし、保険の種類が多いため迷う場合は支払期間や支払期間を必ずご確認ください。

保険代理店は自分の手数料のため、終身の終身払い(掛け捨てタイプ)をすすめてきますが、終身払いは正直なところ契約者の負担が増えると思ってください。

■ 終身払いとは
終身払いとは、一生涯生きている限り支払いをすると思ってください。現在、年金額が減る可能性がある中、保険の支払いをしないといけないからです。

■ 生命保険で解約していけない保険
最近、保険会社が保険を変えようとする場合があります。それは、昔生命保険に入っている保険です。
昔の保険は、予定利率が高く保険料が安いのです。現在では、銀行金利や国債の金利が高く、予定利率での運用が困難になっています。

そのため、保険会社は掛け捨ての保険や別の保険に切り替えるように言ってくる場合がありますが、必ず切り替えの内容を確認してください。

保険会社は、「お客様にあった保険がでました。こちらのほうが保証が充実しています。」などと言ってきますが、そんな保険はありません。たとえ、保険の内容が不十分であれば、追加で足りない保険を契約してください。

生命保険は、単なる組み合わせ商品です。もしも、強引に変更する保険会社は即刻話を聞かないようにしてください。必ず騙されます。


予定利率とは保険会社が保険料を計算するときに用いる基礎率の一つです。保険料は、『予定利率』と『予定事業費率』と『予定死亡利率』という3つの基礎率から成り立っています。
終身保険とは生命保険のなかの死亡保険の一種で,被保険者が期間を限定せず,すなわち被保険者の生涯を通して保険期間とみなし,死亡した時点でその遺族または特定の関係者 (保険金受取人) に保険金が給付される保険。終身保険は支払い終了後、一生涯保証されます。
養老保険とは存生命保険の一種で,被保険者が保険期間すなわち一定期間中生し続けた場合にも,またこの期間中に死亡した場合にも一定の保険金が給付される保険。生存保険と死亡保険を組合せたもので,生死混合保険または単に混合保険とも呼ばれる。養老保険は貯蓄や年金のために掛けられる場合が多いです。
定期保険とは契約により決められた一定期間を保障する保険です。掛け捨ての保険で、貯蓄性はなく終身保険、養老保険と比べ、同じ保障額なら保険料が一番安いが、契約終了後には保険金及び返戻金は支払いはない。
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【最終更新日】  2016年7月28日(木)

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