ガールズバー 中1少女2人働かせる 朝まで酒提供の時も
「最低年齢」の労働基準法違反容疑で男2人逮捕 大阪府警
中学1年の少女2人を大阪・京橋のガールズバーで働かせたとして、大阪府警は21日、大阪市天王寺区国分町、自称自営業、牧大輔容疑者(30)ら2人を労働基準法(最低年齢)違反の疑いで逮捕したと発表した。府警が20日夜、近くにある系列6店舗を含めて家宅捜索した際、他にも中学生の少女ら11人が働いていた。
逮捕容疑は昨年11月中旬、同市都島区東野田町3で経営するガールズバーで、当時13歳だった中学1年の少女2人を働かせたとしている。2人はチャイナドレス姿で午後8時ごろから翌朝まで男性客に酒の提供をしていたこともあった。
府警少年課によると、11人は大阪や奈良、京都に住む中学3年。府警は今後、風営法違反(無許可営業など)の容疑でも調べる。
牧容疑者は「店を任せていたので身に覚えがない」と容疑を否認している。
ガールズバーで中学生働かせる、少女23人を保護
女子中学生をガールズバーで働かせたとして、大阪府警少年課などは21日、労働基準法違反(最低年齢)容疑で、大阪市天王寺区国分町、牧大輔容疑者(30)ら男2人を逮捕したと発表した。府警は牧容疑者がガールズバーの経営者とみている。
府警は逮捕に合わせ、20日深夜に大阪市内の系列7店舗を一斉捜索。18歳未満の少女ら23人を保護したが、このうち11人は中学生だった。牧容疑者は「店は人に任せていたので誰が働いていたか知らない」と容疑を否認しているという。
2人の逮捕容疑は昨年11月、大阪市都島区東野田町のガールズバーで、いずれも13歳で、大阪府内の当時中学1年の少女2人に接客業務などをさせたとしている。
府警は牧容疑者が中学生を雇用した経緯や、店舗運営の実態解明を急ぐ。