立てこもりの男確保
松山の立てこもり事件、容疑の男「すべて黙秘」
松山市美沢のアパートの一室で24日夜、包丁を持った男が住人女性(24)を人質に立てこもった事件で、愛媛県警は、発生から約17時間後の25日午後1時30分頃、捜査員の説得に応じて出てきた男の身柄を確保し、人質強要処罰法違反容疑で現行犯逮捕した。
女性にけがはなく、県警は、動機や状況などを詳しく調べる。
男は、住所・職業不詳の本田一弘容疑者(46)。調べに「すべて黙秘する」と語っているという。女性の知人とみられ、元交際相手との情報もある。
県警の発表では、本田容疑者は24日午後8時40分頃から約17時間、包丁(刃渡り17センチ)を手に女性を監禁し、知り合いの警察官を呼ぶよう要求した疑い。
女性は拘束はされていなかったという。また、知り合いという警察官は実在するが、県警は、関係については明らかにしていない。
男は40代で、捜査員が夜通し説得を続け、県警は約17時間後の25日午後1時半ごろ、男の身柄を確保し、現行犯逮捕した。女性は無事保護された。
男と女性は以前交際していたとの情報があり、県警捜査1課が詳しい経緯を調べている。
同課によると、女性の親族から24日午後、女性と連絡が取れないと松山東署に相談があった。集合住宅には女性が住んでいたとみられる。
県警は25日朝から数回にわたり、女性の無事を捜査員が目で見て確認していたという。
現場はJR松山駅の北西約1.2キロの住宅街。
女性人質、40代男立てこもる=包丁持ち、解放応じず
24日午後8時45ごろ、松山市美沢の集合住宅で、1階の部屋を訪れた愛媛県警の捜査員に、男が「入るな」と包丁を見せ、20代の女性を人質に立てこもった。男は40代で、捜査員が夜通し説得を続けたが、発生から17時間以上たっても女性の解放に応じていない。県警によると、女性の無事は確認できているという。
男と女性は以前交際していたとの情報があり、県警捜査1課が詳しい経緯を調べている。
同課によると、女性の親族から24日午後、女性と連絡が取れないと松山東署に相談があった。集合住宅には女性が住んでいたとみられる。
県警は25日朝から数回にわたり、女性の無事を捜査員が目で見て確認したという。
現場はJR松山駅の北西約1.2キロの住宅街。