巨額ATM不正引き出し、指示役を初めて逮捕
17都府県のコンビニの現金自動預け払い機(ATM)で先月、18億円超が一斉に引き出された事件で、警視庁は17日、東京都新宿区西新宿、職業不詳小幡(おばた)研二容疑者(33)ら男3人を不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗容疑で逮捕したと発表した。
小幡容疑者は他の2人に引き出しを指示して現金を回収していたといい、指示役の逮捕は初めて。
発表によると、他に逮捕されたのは、東京都日野市落川、介護士関原剛(29)、豊島区北大塚、無職小檜山(こびやま)昌史(33)両容疑者。
3人は5月15日午前6時半~7時頃、八王子市のセブン―イレブン店内のATMで、南アフリカの銀行のクレジットカード情報を入力した偽造カードを使い、10万円ずつ30回、計300万円を引き出した疑い。関原容疑者が約7分間で110万円、続いて小檜山容疑者が約15分間で190万円を引き出したという。
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【最終更新日】 2016年6月18日(土)
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