「九州ふっこう割」スタート 観光復興へ最大5-7割引き
熊本地震で落ち込んだ九州の観光業復興を目指すキャンペーン「九州ふっこう割」が7月1日から始まる。同日からインターネット予約サイトで宿泊・ツアーを最大5~7割引きで販売。順次、旅行会社も割安商品を窓口で売り出す。一部商品では早期の売り切れも予想される。
九州ふっこう割は、国の補正予算約180億円を活用。熊本、大分県は最大7割引き、その他5県は最大5割引きの商品を販売する。割引額は最大3万5千円。消費者は主に(1)インターネット予約(2)旅行会社の店舗(3)コンビニエンスストア各社-で割安な旅行商品や割引券を購入できる。対象商品には共通ロゴマークや割引額が明示される。
年末までに150万人分の宿泊回復を目指す
1日から、まずネットの予約サイト11社で割安商品の販売を開始。宿泊予約や、交通手段がセットになった旅行のほか、陶芸やスポーツなどの体験型商品も割引対象になっている。
7月上旬以降、大手旅行会社の窓口でも旅行商品を販売する。中旬から、コンビニ各社が九州内の4県で使える割引宿泊券を販売予定で、熊本県は旅行サイト「VISIT熊本県」で宿泊券を販売する。
ただ、旅行会社エイチ・アイ・エスが6月下旬、大分県行きの割安旅行を先行発売したところ、3日で完売。九州ふっこう割とは別に各県が展開するクーポン事業では約1週間で売り切れる事例もあり、効果をどう持続させるかも課題になりそうだ。九州観光推進機構(福岡市)は宣伝を強化し、年末までに150万人分の宿泊回復を目指す。
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【最終更新日】 2016年7月2日(土)
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