アニメ「くまみこ」最終回に批判が殺到 改悪騒ぎに
テレビアニメ「くまみこ」の最終回の内容が酷かったと視聴者から不満が噴出したことを受け、公式サイトが声明を発表した。
「くまみこ」は、「月刊コミックフラッパー」で連載中の吉元ますめ氏による同名漫画が原作。東北地方にある架空の山村を舞台に、神社のみことして仕える中学生の少女と、人間の言葉を話す熊との交流を描いた作品で、テレビアニメは今年4月から6月までTOKYO MXなどで深夜に放送された。
アニメでも原作に基づき、田舎村での生活がスローライフ的にほのぼのと描かれていたが、最終回では突如、登場キャラクターの発言が過激になるなど、世界観が一変したことなどから、ネット上で批判が噴出して炎上する騒ぎとなった。
原作者の吉元氏もブログで最終回の内容を批判するコメントをつづったため、アニメ制作サイドが内容を改悪したと怒る声があがっていた。
こうした騒ぎを受け、同アニメ公式サイトは7日、「TVアニメーション『くまみこ』に関しまして、まずは原作・月刊コミックフラッパー編集部の正式な許諾を得て、監督・脚本はじめアニメーション制作スタッフの総意と製作委員会合意の下、しかるべきプロセスを踏まえて制作されていることをご報告致します」とした。
また同日、吉元氏もブログで「このたびは手前の発言によりいたずらに事態を大きくさせてしまったことをおわびさせていただきます」と自身の発言を謝罪。最終回の脚本に関しては自身も構成会議に参加していたことを明かし、スタッフへの感謝の言葉をつづった。
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【最終更新日】 2016年7月7日(木)
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