東北学院大のアルバイト先で不正 仲間に安く食事
東北学院大の複数の学生がアルバイト先の飲食店で、所属する運動部の部員や友人に無断で通常より安い価格で食事を提供していたことが25日、分かった。関係する部の責任者が辞任を申し出たほか、大学側が活動停止処分を出したり、当面の活動を自粛したりする騒動に発展している。
大学によると、サッカー部員3人が昨年10月から約2カ月間、仙台市内の勤務先の店舗で、同部員や硬式野球部員ら約30人に複数回にわたり、正規価格の2割程度で食事を提供した。レジや券売機を不正に操作していたという。今年2月に店の運営会社からの通報で発覚。大学が内部調査を進めていた。
大学はサッカー部を2月から1年間の対外試合禁止と半年間の活動停止の処分としたほか、部長が辞任した。野球部は既に活動を自粛し、28、29日にある仙台六大学野球春季新人戦への出場を辞退。部長と監督が大学に辞任届を提出し、学長預かりとなっている。担当者は「調査対象を全学生に広げ、全容を解明した上で、しかるべき処分を検討したい」と話した。
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【最終更新日】 2016年5月26日(木)
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